昨年から社団法人の機関誌で、医療や健康をテーマとしたコラムを連載させてもらっています。その時々のトピックや季節に関連した内容を執筆していますが、最新号で取り上げたのは「紫外線」。
紫外線には、土壌などを殺菌したり、身体の中でビタミンDを産生する働きはじめ、私たちにとって有用な側面がある一方、身体に望ましくない影響を与える側面も……。例えば、多量の紫外線を一時的に浴びることによって生じる「日焼け」、少量の紫外線でも長期的に浴びることによって引き起こされる「皮膚がん」「白内障」などが挙げられます。
このような紫外線の悪影響から身体を守る対策として、①紫外線の強い時間帯における屋外活動の回避、②紫外線にあたる皮膚面積を少なくする衣服の着用、③帽子や日傘の活用、④紫外線遮断効果のあるサングラス・眼鏡の着用、⑤利用シーンに合わせた日焼け止めの選択、などを誌面で紹介しました。
西日本の一部地域で過去最長となった梅雨も各地で明け、いよいよ夏本番といった感ですが、皆さんも紫外線や熱中症に注意してお過ごしください。
堀 エリカ
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