本文へスキップ

医療に関するご相談は医療コーディネータージャパンへ

contact

ホーム医療コーディネーター活動日記 > 2020年6月

医療コーディネーターの活動日記privacy policy

医療コーディネータージャパン代表の堀エリカやスタッフが、堀の日々の活動や取り組みを中心に当社の最新情報をお届けします。

暑熱順化とは 2020年6月30日

気温や湿度が高い環境下において、体温を調整する機能が正常に働かなかったり、体の中の水分や塩分(ナトリウム)が減少したりすることなどを原因として発症する”熱中症”。

総務省消防庁の報道発表資料によると、熱中症の患者さんが多く発生する5~9月に、2018年は過去最多の95,137 人が、また昨年2019年は過去2番目に多い71,317 人が、救急搬送されました。

この救急搬送人員数が象徴的であるように、決して他人事ではなく誰もがかかる可能性のある熱中症は、梅雨明けの気温が急上昇する時期に発症リスクが高くなります。

私たちの身体には、汗の量が増えるなどして体温が上がりにくくなるといった、暑さに徐々に適応する能力があります。これを”暑熱順化(しょねつじゅんか)”と呼び、獲得するのに数日から2週間程度時間が掛かるとされています。梅雨明けに急に暑くなると、暑熱順化を獲得できていないことが多いため、熱中症にかかりやすくなるのです。なお暑熱順化は、本格的な暑さが到来する前のやや暑い環境下での毎日30分ほどの運動によって獲得が可能となります。梅雨明けに向け、今から準備をすることがお勧めです。

新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、今夏は呼吸がこもり体温が上昇するマスクの着用が必要となります。例年にも増して熱中症の予防が大切ですので、暑熱順化にも着目してみてください。



堀 エリカ
アーカイブ

2024年9月
2024年8月
2024年7月
2024年6月
2024年5月
2024年4月
2024年3月
2024年2月
2024年1月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年9月
2023年8月
2023年7月
2023年6月
2023年5月
2023年4月
2023年3月
2023年2月
2023年1月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年8月
2022年7月
2022年6月
2022年5月
2022年4月
2022年3月
2022年2月
2022年1月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年8月
2021年7月
2021年6月
2021年5月
2021年4月
2021年3月
2021年2月
2021年1月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年9月
2020年8月
2020年7月
2020年6月
2020年5月
2020年4月
2020年3月
2020年2月
2020年1月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年9月
2019年8月
2019年7月
2019年6月
2019年5月
2019年4月
2019年3月
2019年2月
2019年1月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年9月
2018年8月
2018年7月
2018年3月
2018年2月
2018年1月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年9月
2017年8月
2017年7月
2017年6月
2017年5月
2017年4月
2017年3月
2017年2月
2017年1月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年9月
2016年8月
2016年7月
2016年6月
2016年5月
2016年4月
2016年3月
2016年2月
2016年1月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年9月
2015年7月
2015年6月
2015年5月
2015年4月
2015年3月
2015年2月
2015年1月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年9月
2014年7月
2014年6月
2014年5月
2014年4月
2014年3月
2014年2月
2014年1月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年9月
2013年7月
2013年6月
2013年5月
2013年4月
2013年3月
2013年2月
2013年1月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年9月
2012年8月
2012年7月
2012年6月