今年も冬がやって来ました。
この12月から2月にかけては、一年のうちで最も紫外線量が少ない季節。皆さんもご存知のように、紫外線の浴び過ぎは、しわやシミの原因となるため、私たちの肌にとっては一安心の季節と思いきや、湿度が低下し、空気が乾燥するため、肌がダメージを受けてしまうことも少なくありません。
更にこの冬は、新型コロナウイルス感染症の流行に伴って着用の欠かせないマスクが、肌にトラブルをもたらすことも・・・。 「なぜマスクが肌トラブルの原因に?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、顔や口の動きに伴う肌とマスクの摩擦、マスクを着用した内側の湿度や温度の上昇による細菌や真菌の過剰増加などが、肌荒れや湿疹を引き起こす場合があるのです。
摩擦を和らげるために保湿剤を塗ってからマスクを着用する、肌を清潔に保つためにマスクを外した際に皮脂や汗を拭きとるなどの対策を、先日幅広い年齢層の女性向けオンラインセミナーでお話させてもらいました。
これまでとは様相の異なる冬のため、戸惑うことも少なくありませんが、健康な肌を保つよう心がけたいものです。
堀 エリカ
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