もしも駅や道で急な病気や怪我で苦しんでいる人を見かけたら、皆さんならどうしますか?
きっと「何とかしたい!」「助けなきゃ!」との思いを持ち、手を差し伸べようとするのではないでしょうか。でもそうした思いとは裏腹に、実際にどう対応すれば良いのか思案しかねたり、頭ではわかっていても咄嗟に行動できなかったりというケースは、一般の人のみならず医療者でも決して少なくありません。
そんな”もしもの時”に迅速且つ適切な対応ができる能力を身につけるべく、緊急時対応の研修会が先日開催され、看護師と救急救命士の資格を持つ堀が講師を務めました。
今回の研修会の参加者は薬剤師の皆さん。「自分の勤務する調剤薬局を利用する患者さんが、 薬局の前で車にはねられ外傷を負った」という設定のもと、5〜6人のグループ毎にロールプレイを行ない、実際にどのように行動すればよいか学んでもらいました。
”もしもの時”が起こらないに越したことはありませんが、万が一に備えることは重要だと参加者の皆さんは再確認されていたようでした。
(イメージ画像)
堀からのメッセージ
私自身もそうですが、仕事や生活の中で、頭では理解していても体が反応してくれないというケースは、 案外多いものです。
今回研修会で学んだ緊急時対応も、参加者の薬剤師の皆さんにとっては、もしかするとそうしたものの1つだったかもしれません。
思いもよらない場面に遭遇した際に右往左往しないためには、研修会の中でも触れた”救急時対応のポイント”をしっかりと理解しておくことが大切です。
迅速かつ適切な対応ができるよう、ぜひ今回の研修会で学んだことを復習し自分のモノにして下さい。
堀 エリカ |
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